2009年11月15日日曜日

たん熊本家と末富

ミシュラン京都で二つ星の評価だった、木屋町にある「たん熊 本家」。京料理の老舗として、その名を馳せる「たん熊」の本家。その出先店である京都高島屋内にある店で昼食を。昭和3年の創業以来、純粋な京料理を追求し続けています。
オーダーした雪御膳。刺身、鰻、天ぷら・・・・・
鰻は、愛知産、山椒をかけて。さすがに美味しい。
いかがコリコリ。
天ぷらは、 カラっと香ばしく揚がっています。ごはんが本当に美味しい。店内も大変賑わっており、デパート内なので、気楽に食べられるからですかね。創業は明治27年(1893年)。京都で人気の京御菓子司「末富」。水色の包み紙は「末富ブランド」を表します。京都を紹介する雑誌等では真っ先に紹介され、茶道各流派、有名な寺社仏閣でも使われる知る人ぞ知る京菓子の店です。値段はちょっと高価です(500円前後)。
「深山の錦」(みやまのにしき)。きんとん。秋が深まるイメージです。 口の中でさらりと溶けしっとりと、餡は小豆の風味がしっかりと、さすがに美味しい。
「千代見草」(ちよみぐさ)菊の別名です。淡い色合いの姿が美しい。
「銀杏餅」なかはこしあん。餅のきめ細かさが、すごいです。それぞれ秋をイメージにした生菓子です。御菓子自身の「旨さ」もさることながら、その背景にあるものを想像し、粋なセンスを持って食べるものらしいです。抹茶と一緒に季節を感じながらいただきました。

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