京都デザイン協会懇親会へ行く途中、京都三条大橋たもとにある 「本家船はしや」へ寄りました。宇治で茶業を営んでいましたが、水害で茶畑が全滅。心機一転、「京都」へ行くことを決めたそうです。一保堂の軒先を借りて雑穀商を始め、えんどう豆を焙煎して、京名物となる五色豆の製造を始めたそうですよ。代表的な五色豆。
五色豆の発祥はおよそ500年前。えんどう豆と砂糖だけで作り出す、素朴な京菓子。明治初めの頃、本家船はしやによって現在の五色豆が形作られたそうですよ。黄色は柚子香、赤は梅泉(北野天満宮の梅)、白は、福雪、茶は落穂(楠科の樹皮を乾燥して粉状)、緑は、宇治茶。
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