また、雑誌「PEN」の特集日本初のクリエイティブディレクター千利休の功罪。ここでも「茶の湯」を完成させた男として、いまも伝説的な存在の千 利休。純粋な美しさを表現した茶碗「黒樂」や、たった二畳の茶室「待庵」など、茶の湯を通して、衣食住あらゆるものに「デザイン」をもたらし、日本初の「クリエイティブ・ディレクター」という内容。茶懐石では、「家は雨露をしのぐことができ、食べ物は飢えないほどにあればよい」侘び茶の湯における料理の在り方、旬の身近な材料を心尽くしに料理することが大事であるなど多くのことを学ぶことができる。美意識が生んだ、利休デザイン徹底解剖。茶室/樂茶碗/利休形/見立て/|花入/グラフィック/料理/菓子/茶会と、かなりわくわくした内容で面白く今の時代に受け継がれているのが格好いい。利休ゆかりの大徳寺、楽美術館にも足を延ばしたい。
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